『ジェネラル・ルージュの凱旋』

製作年： 2009年
製作国： 日本
収録時間： 123分
出演者： 竹内結子 阿部寛 國村隼 山本太郎 堺雅人 佐野史郎 中林大樹 貫地谷しほり 林泰文 尾美としのり 高嶋政伸 羽田美智子 平泉成 野際陽子 玉山鉄二
監督： 中村義洋
製作： 間瀬泰宏
脚本： 中村義洋 斎藤ひろし
原作： 海堂尊

「チーム・バチスタ事件」を解決に導いた（？）東城大学付属病院の窓際医師・不定愁訴外来の田口公子は、院内における諸問題を扱う倫理委員会の委員長に図らずも任命された。そんな彼女の元に、一通の告発文書が届く。その内容は『救命救急の速水晃一センター長は医療メーカーと癒着している。看護師長は共犯だ』という衝撃的なものだった。時を同じくして、告発された医療メーカーの支店長が院内で自殺する…

『チーム・バチスタの栄光』を観て面白かったから、原作を読み、続編の『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』を読んだ。だから今回は先に原作を読んでからの映画になる。
映画では竹内結子が演じる田口公子が主人公だが、原作は田口公平という男である。仕事や役職は同じだが年齢が違う。だから、その点でも少し違うのだが、原作には無いストーリーが追加されている。

原作に勝る作品ってそうそう無いが、たまにはある。ま、それは置いといて、本作はその原作に勝る作品かな。正直言って映画の方がわかり易く面白いと思う（バチスタは両方良かった）。原作の余計な部分を削ぎ落とした感じ。
原作が先だったから、堺雅人はどうかなって思ってたが、充分すぎるぐらい良かった。

採点 ★★★★