天才的危険予知

土曜でも、都内の朝のラッシュってのは平日と変わらない。早く帰りたいので首都高で帰ることに。5号線の中台インターから上がる。上がるとすぐに志村料金所なのだが、既に首都高もかなりの交通量。それでも流れてるし下で帰るよりは早い。それに熊野町JCTからは俺はC2へ行くので、そこから地下だから暖かい。



たまたまだが、同じ中台から上がったワンボックスの後ろを走る。



志村料金所から一度遅い車を追い越すのに車線を変えたが、基本は追い越し車線。追い越し車線を走ればそのままC2に行けるから。俺の前のワンボックスも遅い車をパスしてるので、変わらずワンボックスの後ろ。



首都高が中山道に差し掛かると大きな右カーブ。カーブを越えると下の中山道が直線だけに首都高も長い直線。直線が終わる辺りに板橋本町インターがあり右から合流してくる。インターまでの長い直線は1kmもないが、事はこのインター直前に起きる。



何台前なのかはその瞬間は解らなかった。ワンボックスより上、要はその先に見える箱車が前を走るワンボックスに対してあまり進んでないように見えた。距離感がおかしかった。だから触れるぐらい。後続を気にしたわけじゃないが、減速しますよ!的な程度のブレーキをかけた。すると前が急ブレーキかけてると気づいた瞬間、うっすら煙りがワンボックスの先の方に見えて、ドンッ、ドンッと2度音がした。



マジかっ!?



少しの減速で距離を少しでも開けてたお蔭でギリギリで止まれた。焦った。まさか目の前の車両が玉突きするとは。後ろは気にしてなかったが、俺は突っ込まれなかった。



ちょうど止まった辺りに板橋本町の合流路があり、ポールをすり抜け一旦合流路に入り事故車両を追い越し再び本線へ。追い越す際に見たら車のワンボックスにシルバーのワンボックスが突っ込み、そして俺の前を走ってたワンボックスが突っ込んだ形だった。



前の車両は何処を見て走ってのやら。車間が近いのもあるんだろうが、俺は事故を起こした車両よりも先を見てるってのに、前の車両のケツしか見てないのかね?全体を見ないと!



ま、そうは言っても余所見してコケてんだから文句言える立場ではないんだが(−_−;)







全ての生ける人達よ、安全運転を!






俺もっ!