『ラストブラッド』


製作年: 2008年
製作国: 香港/フランス
収録時間: 91分
出演者: チョン・ジヒョン 倉田保昭 アリソン・ミラー リーアム・カニンガム 小雪
監督: クリス・ナオン
製作: ビル・コン エイベル・ナーシアス
脚本: クリス・チョウ
原作: ProductionI.G



400年以上続く、オニと人類の争い。ついにオニが栄華を極める時、一人の少女が現れた。サヤ、16歳。セーラー服に、おさげの黒髪。孤独と悲しみの宿る瞳が、人間の姿をしたオニの正体を見抜くや、日本刀で一瞬にして斬り捨てる。サヤの使命は、ただひとつ。自分の父親を殺した全てのオニの起源、美しく最凶の敵・オニゲンを葬り去ること。だが、宿命の対決の果てには、さらに過酷な運命が待ち受けていた…



原作にProductionI.Gとあるが、これは日本のアニメ制作会社、「甲殻機動隊シリーズ」などをてがけている。本作も日本のアニメが原作かな?
以前「炎の転校生」を韓国が映画化したが、何故外国が日本を描くと全体的に暗くなるのか。そしてテンポが悪い。
倉田はともかく、今やハリウッドにも進出してる小雪が選んだのも不思議。日本じゃおしとやかなイメージだろうか、個人的には病弱にも見えるが、けして強そうなイメージはないのに、小雪が戦ってるシーンには違和感を感じる。
主人公は父の仇でオニをバシバシ斬っていくが、そのきっかけの画き方がわかりづらい。


冒頭で面白そうって感じるのは一瞬だけ。
オニと人間のあいの子で、刀持ってって『ブレイド』みたい。でも、全然『ブレイド』の方が良かったけどね。期待しただけに…


採点 ★