『第9地区』


製作年: 2009年
製作国: アメリ
収録時間: 112分
出演者: シャルト・コプリー ジェイソン・コープ ヴァネッサ・ハイウッド デヴィッド・ジェームズ
監督: ニール・ブロムカンプ
製作: ピーター・ジャクソン キャロリン・カニンガム
脚本: テリー・タッチェル ニール・ブロムカンプ




南アフリカヨハネスブルク上空に突如宇宙船が出現。しかし、船が故障してしまったため船内の者たちは地球に降りてくる。28年後、乗船していたエイリアンである「エビ」たちは地上に移り、隔離地区である「第9地区」で難民として地球人と共存していた。そこは人間とエビの争いが絶えないため、MNUと呼ばれる超国家機関によって管理・監視されていた。MNUの職員であるヴィカスは、エビたちをさらに離れた彼ら専用の居住区域である第10地区に移住させるべく、立ち退き要請の同意を得るため第9地区を訪れるが、その道中に見つけた謎の液体を浴びてしまう…




宮部みゆきの小説『理由』みたいに事は既に起きた後で、当事者達がインタビューに答えていくってやつ。古くはウッディ・アレン監督の『カメレオンマン』もそうかな。宮部みゆきのは最初は「何これ?」って思ったが、慣れると面白くて読むのがとまらなかった。けど映画化されたのを観たがイマイチだった。
このドキュメンタリー風(モキュメンタリーって言うらしい)の特にインタビューに答えていく演出は好きになれない。冒頭からがっくりしてしまった。そして何がしたいのかわからない流れから“感染”が始まると、思ってもみなかった展開になんだか納得が出来なかった。こんなのかなぁって予測はしてなかったが、進んでほしくなかった方向だった。


採点 ★★